レールを外れることについて考えてみた
アロハ。コーヒーです。
シルバーウィークはインドア派です。なのでブログ記事の更新頻度もちょっと高めですw
最近、大学生が大学を中退して起業をすることに対して注目が集まり、あちゃこちゃで議論が行われていますね。はてなブログの一つの大きな話題になっていますもんね。僕も便乗させていただきますね。ちょっと自分でもぐるぐる考えたので。「そう言えばレールに沿った人生ってどんなものなのだろう」とふと思い、「ん?ということは、僕は一旦レールを外れた?」と。
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考えるきっかけをくれた記事
事の発端はこの方、石田さんですね。
それに対して、1400以上のブクマ。
さらに対するリアクション記事も数百のブクマ。
例えば、こんな記事。
レールって一体何なのだ?
知りたいです。何なのでしょうか。レール=マジョリティ?「高校→大学→就職→定年」これこと?そうだとしたら、では高卒で就職した人は?短大は?女性の短大進学ならアリで、男性なら違う?
個人的な話ですが、僕は10年前、受験戦争から離脱して海外の大学への進学を決心しました。これはレールから外れたことになっているのでしょうか。確かに進路指導の時間で担任から、部活の顧問から、そして親からさえも猛反対されました。大学には進学することには変わりないのに猛反対されたのです。
石田さんがおっしゃっていた、「高校→大学→就職→定年」の流れがレールだとしたら、レールの上だったのになぁと思ったのですが。面白いものです。
こう考えてみた
僕の考え付いたレールの定義はこうです。
レール=前例がある進路。
例えば、僕にレールについて考るきっかけをくれた石田さん。石田さんがおっしゃっているレールとはマジョリティのことを指しているのかなと思います。彼の周囲にいる方たちが進んでいる進路のことですね。例えば、僕の通っていた高校は地元の普通高校で、国公立の大学進学を目指す学生が大半でした。この環境下でレール=マジョリティだとしたら僕はレールから外れることになります。
でもここからが面白いのです。僕にとっては留学という進路選択をとった後、留学について知れば知るほどインターネット上や身近な人に留学経験者が多く存在してたのです。彼らの話は非常に参考になり、留学の計画をスムーズに進めることができました。そしてアメリカの大学に進路決定し、いざ渡米したらそこには多くの日本人学生が僕と同じような進路計画でそこの大学に在籍しているわけです。そこで思ったわけです。僕はアメリカの正規留学というジャンルのレールにまんまと乗っかっただけだった、と。だって留学経験者の勝ちパターンに乗っかると留学を成功に持って行きやすくなりますもん。従って、僕はレールからは外れていなかったという結論に至るわけです。というか、ただレールを乗り換えただけだったと言った方が良いかもしれませんね。
余談ですが、僕の留学の軌跡はこちら
石田さんはきっとこれから沢山の起業家と出会い、交流していく中で起業家としての先輩たちの知見を受けその成功例を元に事業を展開されていくことでしょう。でも、僕が考えたレールの定義でいくと、石田さんはまだレールを外れたことにはならないと思うんです。だって、そもそも若い起業家さんはこの世に沢山いるわけですから。若い起業家としての人生というレールに乗り換えただけです。
ただ、いいなと思う点はやりたいことが見つかった(と思えた)ことではないでしょうか。あと、石田さんの性格上、(記事を読む限り)周囲のみんなと同じことをしたくないという特徴があるっぽいので、その情熱を維持することができれば、きっと若い起業家さんたちが前例を作っていない勝ちパターンを見つけ、新しい価値を世の中に提供することができるのではないでしょうか。ご武運をお祈りいたします。
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